2005年6月 第2回ユニバーサルベーキングカップ 実行委員会委員長 山本 敬三 ◆ご挨拶 企画趣旨にかえて◆ 第1回パンコンテスト最終審査、私は一日、審査会場で過ごしました。審査する方もされる方も張りつめた緊張感の中でのスタート。真剣にパンつくりに取組む様子に次第に感情移入し、手に汗握る 自分に気がつきました。『モノをつくる』ということに技術の差はあれ、その姿勢は同じというとを実感しました。これからパンつくりに取り組んでいく、まっさらの新しいユニフォームを得たような気持ちが残りました。これまで培ってきた技術がこうした場で活かされることにも新鮮な喜びを感じました。 第2回目のパンコンテストを今年も開催します。たくさんの新しい出会いがまた生まれます。パンつくりの楽しさを語り合い、働く場所は違ってもともにパンつくりに取り組む者として互いに互いを応援しあえる、そんな大会にしたいと思っています。皆さんのご参加をお待ちしています。 ◆基本構想◆ 普段交流の機会は少ないが、同じ人、同じ働く者としての出会いの場を設える。 障害者のパンつくりにスポットをあて、働くことのモチベーションを高める。 プロのパン技術者からのアドバイス、技術伝達を通して売上増に結びつけてもらう。 パンつくりを媒体として働くことの楽しさ、つながることの喜びをたくさんの人へメッセージする場にする。 ◆主催◆ ユニバーサルベーキングカップ実行委員会 ◆参加資格◆ パン・菓子製造を作業として活動している福祉施設(授産施設・作業所等)の利用者と職員(★詳細は制作規程参照) パン部門と焼き菓子部門の2部門があります。 1施設1チーム1部門への参加とします。なお、第1回のコンテスト応募作品は無効となります。 ◆対象製品(2部門)◆ ●パン部門(小麦粉等とイーストなどの酵母を使用していること) ●焼き菓子部門(小麦粉等を使用していること) ◆参加から最終選考までのスケジュール◆
※第2次審査は公開審査とします。 ユニバーサルベーキングカップ本大会
◆各賞◆ ☆パン製品製作部門
☆焼き菓子部門
審査員 パン部門
審査員 焼き菓子部門
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たくさんの出会いと感動を頂いた第1回ユニバーサルベーキングカップからはや一年半。2年に1度のこの大会が今年も始まります。 2回目となる今大会は「焼き菓子部門」にも実技審査の最終選考を加えるなどボリームアップを、審査員も「パン部門」「焼き菓子部門」それぞれに迎え、審査の目もさらに充実を目指しました。 たくさんの皆様のボランタリーアクションが集結し、ユニバーサルベーキングカップは現実のものとなります。 |