◆甲斐小麦情報◆

12月5日(月) 6週目
12月に入り、小麦の生長もゆるやかになってきました。
今年はやっぱり暖冬で、去年の今ごろは20cmもの積雪があったのに八ヶ岳も南アルプスもほとんど雪が積もっていません。小麦畑の向こうに見える山は「甲斐駒ケ岳」です。
…それでも寒さは増してきて、12月に入って毎日霜が降りています。
小麦畑も毎日のように霜柱がたち、朝は一面真っ白です。

冬の小麦は、このように霜柱などによって根が切られてしまう「凍上害」が翌年の収量に大きく影響してしまうということですが、早めに小麦をまき、地表が凍る前にある程度の大きさに育ててしまえば、それほど大きくは影響ないそうです。
そのために、今年は昨年よりも1週間早くまいたのと、暖冬も手伝って、小麦の生長は確保できています。

栗原えつこ


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