Bakery China 2004
第7回 国際製パン製菓機材総合展の報告
於:中国・上海 Everbright Convention Center


ベーカリーチャイナ光大西館
494社 3500㎡ 20数カ国参加 第6回大会の2倍のスペース
入場者数80,000人以上
ベーカリーチャイナ本館
クシザワは入口正面に位置し、パンの製造の為6小間にしました(54㎡)
(前回 2小間、前々回は1小間)
ベーカリーチャイナ本館
高〜いビルの1〜3階で、開催
ベーカリーチャイナ2004 入口正面にクシザワの小間
パン製造実演スペース
クシザワ小間、後には石窯の説明
中国語と日本語でね
クシザワ小間、正面奥より 溶岩窯と受付 プロローグ山本さんの大〜きな写真
もちろん中国語と日本語で紹介しています
クシザワ小間、溶岩窯とアルファベーカリー
案内スペース
開催日前日、機械チェック
溶岩窯以外はすべて中国製
ミキサーのチェック。加藤さん・中野くん楽しそう。
でも初日に2台のミキサーのうち1台のモーターにトラブル発生
⇒煙が出ました⇒大変、大変…
実演中の中野くん、張(ジャン)くん 真剣です
多くの人が日本のパンづくりを見つめています スタッフ一同 一生懸命 陳さんの説明、超一流
陳さんの説明にお客さまがいっぱい(独演会みたい) たくさんの方が集まっていました たくさんの方がパンの実演を勉強していました
小間内にもいっぱい(満員電車なみでした) 受付も大忙し 中野くん、うれしそうですね
加藤さん、山本さん、パンづくりに集中 最初のフランスパン(初めての中国の材料を使って) 山本さん、パンをチェックしています「よし、できた!」
クシザワスタッフ『倪(ニー)さん』も頑張っています 受付3人娘(左側の人の名は、パンさん) 山本さんのパンづくりをみつめています
試食が大人気でした
初めての日本の味に大満足
日本から持って行った本を見ています
日本語だけですけど、売れましたね(予想以上に!)
ルヴァン甲田さん、増田先生、JPB、ミッチャンの本を展示販売
どれが一番売れたかな??
飾りパンの「ブーツ」も、最終日に売りました(加藤さん制作)
前日、欲しいという女性が3時間以上もネバっていました。
最終日に℡してプレゼントしたら、非常に喜んでいました。
飾りパンの「カブト」(加藤さん制作)
大好評でした
張家港統清のスタッフ 張さん
美人のお客さんと記念撮影−ウレシそうな加藤さん
鼻の下が長くなってます
左から、加藤さん・張さん・中野くん 美味しいパンつくったね 張家港統清の中野くん→彼女ができたみたい。幸せいっぱいかな?
片思いみたいだよ
張張家港統清の洪水さん 一人だけネクタイ。まだ日本人 張家港統清の袁(エン)さん 日本語が一番上手でした。 中野くんの専属通訳兼秘書 アルファベーカリーの陳さん→口の攻撃は№1 中国一のパン屋さん
クシザワ スタッフの兪(ユー)さん→中国一番の窯屋を目指しています クシザワ スタッフの肖(ショウ)さん →兪さんの最大のパートナー 張家港統清の中山さん → 中国にきて12年昼も夜も一生懸命
クシザワスタッフのパンさん→気づかいが良かった
クシザワのスタッフ 笑顔が絶えない美人(足が少し太かった)
飾りパンをつくっています。興味深く見ていますね、中国の人達。 溶岩窯の前で記念写真
ベーカリーチャイナ無事(?)修了!
大成功『ヤッタゼー!』
この一杯がおいしーい!中野くん 満足しました、この一杯。山本さん
乾杯の幸せ一杯 加藤さん ぐいーっと一杯豪快に 袁さん


*** コメント ***
加藤 晃【パン屋さんよろず相談室】
中国に来て初めて、原材料(小麦粉・塩・砂糖・油脂・イースト等)すべて使用したパンづくりに不安があったが、中国では自分が動くしかない。
与えられた環境での、材料・機械(溶岩窯のみクシザワ製)で、美味しいパンづくりを目指した結果、納得できるパンが出来たと思う。
今後、本物のパンづくりの技術を提供し、中国の人たちとパン食文化を共に普及させたいですね。
その他にも今回は、クシザワさんから中国で月餅を作ってくれと言われ、いろいろ悩まされました。が、苦労の甲斐あって本場中国で認められたのが嬉しかったです。
中国の人たちが、おいしいものを目指すパン食文化に関ることができて幸せでした。中国の人たちに本当のパンの味を伝えたいです。
あの環境での飾りパンづくり、無理かなと思ったけれど、何とかできるものですね。(あるパン屋さんの女性オーナーが、飾りパンの「靴」を買いたいと、3時間以上ネバっていましたが、売り物じゃないから断りました。でも、最終日に電話してプレゼントすることにしたら、すごく喜んでくれました。)

山本 敬三【パンステージ・プロローグ】
パンの仕事を始めて20年、中国に初めて来てベーカリーチャイナに参加しました(パンの製造実演)。パンづくりを通じて、生きること、生活していくことの原点を見たようです。
これまで、中国に行った人の話しを聞くと30〜40年前の日本のような感じ、と言われ、想像はしていましたが、実際に訪れてみると、思っていた以上に中国の人たちはバイタリティに満ちていました。時代を体験できた思いです。
パンづくりに国境はないことが分かりました。今後も、パンづくりを通して、中国に人たちと交流して、中国のパン食文化に貢献したいです。
何も分からない状況(原材料やその他の食材、また溶岩窯以外の中国の製パン機械等など)で、パンづくりができると思わなかった。大変でした…でも楽しかったです。
初日にミキサーが1台壊れたのにはビックリでした。(予備にもう1台あって良かった。)

中山 信行【張家港統清食品有限公司 副総経理】
中国のパンは、今まで台湾の影響が強く、香料の利いたパンが多かったのですが、少しずつ変わりつつある。ただ食べることより、美味しいものへの関心へと。 麺の文化は中国から朝鮮半島(北は「まんとう」、南は「うどん」)、そして日本に渡り、レベルアップしました。
今後、パンの文化を日本から中国に伝えたいですね。そして、美味しいパンづくりに貢献したいです。
今回実演するということで、中国で原料を集めました。その際、みんなから協力してもらい、みんなで協力しあうと楽しい、と思いました。中国の文化を変えよう。みんなで協力すればできそうですね。やれば出来るんだっていうことを感じました。
中国の材料で、ベストのパンづくりが出来、会場には多くの方にいらしていただき嬉しかった。「イベントは楽しい!」
今回、ベーカリーチャイナに協力させていただき、勉強になりました。

中野 元好【04’4月より、張家港統清食品有限公司 パン研究所で製パン指導】
中国でパンの材料や製パン小道具を探すのは、日本と違い問屋さんに頼むのではなく、自分で調べ、自分の目で見て探し選ぶ。
日本では与えられた環境の(恵まれた)中でパンづくりをしてきたので、あまり感動が無かったのですが、今回中国に来てみて、本当のパンづくりの楽しみが分かりました。
中国で日本に近づけるパンづくりをしたい。張家港統清食品有限公司の人たちと共に、少しでも中国での“パン食普及”のお手伝いをしたいです。

兪 伯躍 (ユウさん)【上海工場長】
今回のパンはみんな美味しい。中国のパンは安いけれどもマズイ。本当のパンの味を中国で広めたい。
そして美味しいパンが作られるために、溶岩窯を多く作りたい。
展示会、いいよ。来年も続けたいね!

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