メールマガジン第296号見本
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パン屋さんよろず相談室メールマガジン第296号 2007年6月29日
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http://www.kusizawa.com/
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=編集室から=
*『パンコンテスト』ユニバーサルベーキングカップにアジア大会・世界大会目指して募金先
「パンコンテスト実行委員会事務局」
横浜信用金庫 大口支店
口座番号 普通 400512
◎たった一言が、人の心を暖める
先日、急ぎ足で帰宅途中、歩道を封鎖するように若い女性が話に夢中になり なりながら歩いていました。
みっちゃんは「邪魔だな!」と思いつつ
「ゴメンナサイ
「ごめんなさい」「どうもスイマセン」明るい返事
(以前、同じ体験で「いやなじじいだな」と言いたい顔を経験)
…この一言で、みっちゃんの心を暖めてくれました
みっちゃんの返事「どうも」
あとで考えたら「アリガトウ」の方が良かったですね!
◎1時間で講演料、1000万円
先日、TBS[みのもんたの朝ズバッ!」で1000万円の話題の中でものもんたさん「1000万円、1時間の講演料」の一言
…「生きている世界が違うんだよね」感じさせる一言でした。
これから見る気持ちがなくなりました。
◎怖い世界の到来か!?
「環視社会の足音」ネットと文明(日経新聞6月26日)
「隠せない時代」がやってきた。自分の恥ずかしい姿が知らない間に世界にさらされる
ー米グーグルが5月末に始めた新サービス「ストリートビュー」。
水着姿で日光浴する女性や、民家の柵を乗り越えようとする男性の姿が画面に映り、 「プライバシーの侵害だ」と批判が起こった。このサービスはネット上の地図「グーグルマップ」の新機能。
特定地点をクリックすると画面が切り替わり、 路上の風景が見られる。現在はニューヨークなどの公道で過去に撮った画像を使っているが、カメラは三六〇度回転でき、ズームも可能だ。(中略)
権力が個人を見張る「監視社会」から、見えない衆人に囲まれ観察しあう「環視社会」へ。
どこか息苦しさも漂うが、食肉偽造のような隠ぺいを明るみに出す効果は見逃せない。
見られていることを自らを律する糧にできれば、ネット文明は輝きを増す。(後略)
…権力が個人を見張る「監視社会」
見えない衆人に囲まれ観察しあう「環視社会」
見られていることを自らを律する糧にできれば、ネット文明は輝きを増す
*みっちゃんは両方拒否ですね、十二のんびり生きて往きたいですね
◎米下院外交委員会「従軍慰安婦問題に関する対日謝罪要求決議案」可決
(6月27日・毎日新聞)より
決議案の要旨
1、日本政府は1930年代から第二次世界大戦までの間、帝国軍隊が若い女性に「慰安婦」として知られる性的奴隷を強要したしたことについて、明瞭かつ明確な方法で公式に認め謝罪し、歴史的な責任を受け入れるべきだ。
1、公式な謝罪は首相の公の声明としてなされるべきだ。
1、「慰安婦」の関する国際社会の勧告に従い、この恐るべき犯罪について現在と未来の世代に教育を行うべきだ。
1、「慰安婦」制度は、その残酷さと規模において前例が無く、20世紀における最大の人身売買事件の一つだ。
1、日本で使われている幾つかの新しい教科書は、「慰安婦」の悲劇や第2次大戦中の戦争犯罪を軽視しようとしている。
1、日本の官民の関係者は最近、「慰安婦」に関して93年に河野洋平官房長官が謝罪を表明した談話を弱め、もしくは撤回させたいとの要望を表明した。
…1995年、政府の決定で設立された「アジア女性基金」知っていますか?
「慰安婦」とされた方々への道義的な責任を痛感した日本政府が、国民と協力して、償い事業などの各事業を行うために発足させた基金です。
みっちゃんも小額を基金に協力させて頂きました。
世界から、この問題如何に思われているか、考えたいですね!
◎ハンナ さんよりパン屋さんにプラスな情報 だって現場なんだもん (vol 157)
問屋の営業2年目のH君。
やる気満々。このごろめっきり男前な面構えになってきました。
「今お使いの餡はやっぱり特別なこだわりとかあるんですよね?」
「いや、ないよ。適正な価格で納得できるレベル、それだけ。こだわりもしがらみもないよ。」
「それなら、今日はちょっとオススメを持ってきたので、味だけでもみてもらえませんか?メーカーは、最高の小倉餡、自信作だと言ってました。」
「どれどれ。ふうん。」
「どうでしょう?」
「おいしくない。おそらく使ってある小豆はうちのなんかより数段良質なものだと思う。粒も大きいし。
けど、あと糖度を5ぐらい上げて、塩をひとつまみ入れてくれないとアンパンには使えない。試しに食べ比べてごらんよ。どう?」
「味がしっかりしていて美味しいです。たしかに比べると味がぼやけている気がします。
でも、甘さが控えめなのも塩が使ってないのも時代のニーズだという話ですが。」
「ちょっと待って。いいか。例えばうちの店でアンパンを買うお客さんは10人に1人。
でもその1人が4個も5個も買っていくんだな。場合によってはアンパンだけ買いに来る。
そんなアンパン好きはさ、ちゃんと甘くておいしい餡がたっぷり入ったアンパンが好きなんだよ。それがアンパンファンのニーズ。
『時代のニーズ』で10人みんなにアンパンを買わせようと思ったって絶対ムリ。
逆に、普段アンパンなんか買ったことのないお客さんの横で、トレーにアンパンばかり載せてる客がいるとして、そんなに気に入ってる人のいるアンパンなら一度買ってみようかしら、って気になることの方が、10人みんなにアンパンを買わせることができる確率が高くなると思わない?それがずっとパンの現場にいる俺の考え方。
今日持ってきた餡で作ったアンパンを人からもらえば、『いいわねこれ、あんまり甘くなくて。』そう言う人は多いかもしれない。
でもおそらく自分でお金を出して買う人の意見じゃない。メーカーの開発の人間は、そういう見方でパンになったものを食べ比べたことがあんまりないかもしれない。
自分で普段買ってまで食べるアンパン好きはいないのかもしれない。
こんな小さな店の意見はたぶん相手にされないだろうけど、帰ったらあんたの上司やメーカーに話してみない?
こんなにいい小豆で作った美味しい餡を、俺は食べてみたいな。」
「話してみます。」
ベーカリーハンナ
hanna@hw.tnc.ne.jp
http://ameblo.jp/panemon/
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編集長 澤畠 光弘
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