メールマガジン第171号見本


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パン屋さんよろず相談室メールマガジン第171号 2005年1月28日
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パン屋さん紹介、スタッフ募集  詳しくは以下ご覧ください
http://www.kusizawa.com/
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=編集室から=
◎カンボジアパンプロジェクト 中間報告
いつもカンボジア・パンプロジェクトを応援して頂きありがとうございます。
2004年6月から2004年6月から2004年12月までに、カンボジア・パンプロジェクトとして皆様からお預かりした募金について中間報告です。
当初募金は、子供達の学校の設備(教材や通学バスなど)のために当てる必要がありましたが、2005年1月現在、現地の状況により、将来のパン学校設立のための費用とさせていただくことになりました。
パン学校のための土地を、2005年3月に調査する予定です。

募金集め 〜目標の300万円までもう少しです。
1月22日現在
\1,370,749
\1,500,000(後日特別カンパあり)
合計 \2,870,749
詳細はHP参照してください。

◎パン生産量の大手・中小シェア
市販パンの  市販パンの   リティル     リティル
大手シェア  中小のシェア  ベーカリー数  年間販売高
1996年  70.0    30.0   12,587店     5,271億円
2000年  70.9    29.1
2001年  72.6    28.4
2002年  73.0    27.0   11,744店     4,222億円
2003年  74.7    25.3    (6.7%減)    (19.9%減)
…リティルの状況厳しいですね、最大の問題点は?
*労働時間、待遇ですね。
…そこで、
*2005モバックショウで2月25日(金)に「パン屋さんの週休2日制を目指して!」と題しまして、ベーカリーの勤務時間や体制の改善を提案するセミナーを行います。皆様のご参加お待ちしております。
日 時:2005年2月25日 11:00am〜12:00pm
会 場:インテックス大阪・6号館F会議室
参加料:無料(登録制)

◎中国、最大の貿易相手に(2005/1/26・日本経済新聞)
昨年22兆円、米を抜く、生産移転映す
財務省が26日発表した2004年の貿易統計速報(通関ベース)によると、(中略)輸出入合計の貿易額で見ると、香港を含む対中国分が過去最高の22兆2000億円となり、中国が米国を抜いて日本最大の貿易相手国になった。、(中略)中国から見ると、日本は1993年以降2003年まで11年連続で最大の貿易相手国だったが、2004年には欧州連合(EU)、米国に次ぎ3位に後退した。
…日本から見ると中国は、最大の貿易相手に。
中国から見ると日本は、欧州連合(EU)、米国に次ぎ3位。
…いろいろ考えさせられますね、ベーカリーチャイナ成功させましょ。

◎共生の仕組み不可欠、不安社会なくせるか、「未来を語る」③
内橋 克人さん(朝日新聞1月9日より)
-どんなところにその傾向が見えますか。
「正社員のような昇給・昇格の機会が得られないファリーターやパートが増加していることもその一つだ。親の年収によっては受けられる教育にも大きな差が出てしまい、潜在的な能力を発揮できない人もいる」

-どう考えたらいいのでしょうか。
「マネー資本主義にもとづく、むき出しの市場競争の結果だけに生活をゆだねるのではだめだ。連帯や参加、共生の仕組みが必要になる。
市場を市民の手で制御しつつ、新しい循環型の経済や社会のシステムを作り上げなくてはならない。」

-どこから始めたらいいのでしょうか。
「各地で芽吹いている地域の取り組みにヒントがある。大量生産・大量消費・大量廃棄の仕組みを変え、地域の資源や人材を活用してエネルギーや食料、福祉を自給しようとする試みだ。中には風力やバイオマス(生物資源)などの自然エネルギーで地域の電力需要をまかなえるところも出てきた。高齢化の進行を前向きにとらえ、福祉産業などで雇用を生んだ地域も多い。」
…続く

◎雑学・・・今年は酉年。梟(ふくろう)の置物を頂きました。縁起物、不苦労(今年1年、苦労知らずに)のメッセージ。

◎ハンナ さんよりパン屋さんにプラスな情報 だって現場なんだもん (44)
地元のいくつかの保育園に、給食用のパンを納めています。
バターロールは、一般的な巻く成型より丸めて丸くする方が、小さな子供たちの小さな手には持ちやすく食べやすい事がわかりました。
巻いた分だけ引きが強くなるので、軽く丸めるだけの成型の方が食感が優しくて、食べやすいこともわかりました。
普段当たり前だと思っていた、艶出し用の卵を塗ったパンの皮は、うんと小さな子供たちの口の中では口溶けが悪く、まるで紙のように残ってしまうことも知りました。
「今日は食べ残しがなかったのよ。」
調理の人がうれしそうに教えてくれます。
「ありがとうございます。」
そんな日はいつもより、もう20㎝頭が下がります。
こんな気分を味わえるのも、きっとこの仕事の喜びなのでしょうね。
感じること。考えること。工夫できること。反省させられること。まだまだたくさんありそうです。

ベーカリー ハンナ
阿部成人(Narihito Abe)
hanna@hw.tnc.ne.jp

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編集長 澤畠 光弘
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㈱櫛澤電機製作所内 ℡ 045-431-1178 fax045-431-1121
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