(2002.5.1 OPEN)
洋館のベーカリー・カフェ&レストラン 「石窯ガーデンテラス」(鎌倉・浄明寺境内)

2000年5月に石窯を導入して、好評を得ていました「石窯ガーデンテラス」が2002年5月1日に溶岩窯を使ってパワーアップオープンしました。
石窯と溶岩窯が初めて揃いぶみです。
石窯ガーデンテラス
住所:鎌倉市浄明寺3-8-50
TEL:(0467)22-8851
営業時間:午前10時〜午後5時
定休日:月曜日
足利貞氏の墓があることで有名な古都鎌倉にある浄明寺の境内に、石窯で焼いたパンをメニューに出す「石窯ガーデンテラス」が2000年5月にオープンした。
大正11年、ドイツ人の建設者によって建てられた3階建ての洋館を、広く一般の人々にも利用してもらいたいという願いからカフェ&レストランの開設に至った。四季折々の美しい花やハーブが育つ庭園を前に、太陽が降りそそぐ店内は女性客や家族連れでいっぱいだ。
ランチは季節野菜のポトフやクリームシチューなど、スープとパンを楽しむメニューが中心となっている。また、石窯で焼くリンゴ、ブルーベリー、ラズベリーのタルトも人気の焼菓子だ。ハーブティーとセットで注文する人が多い。客室からは、ガラス張りのパン工房でパンを作る様子が見えて楽しい。
石窯は、バックハウスインノの猪原義英さんが櫛澤電機製作所の協力で設計し組み立てた、フランス式の窯だ。燃料は薪を使っている。製パンスタッフの野田きよみさんと海老澤淑子さんは、2人とも東京製菓学校の卒業生。朝5時には工房に入り石窯に火を入れ焼成の準備に入る。
カンパーニュ、パンドミ—、ライ麦パン、フリュイセック、クグロフをメインに約7種類のパンと、数種類のタルトを焼いている。「4月8日の花祭りには、花祭りをイメージしたパンを焼き布教活動にも役立ちたい」と責任者の甲賀弓子さんは語る。80年近い歴史を刻んだ洋館が、石窯で焼くパンを提供する場所に生まれ変わり、多くの人々を喜ばせている。

パンニュース社 B&C3-4より


鎌倉・浄明寺の正面

石窯ガーデンテラスの可愛い看板です

石窯と溶岩窯

石窯の前に立つ製パンスタッフの皆さん

1Fがカフェ&レストラン
1F左がパン工房です
2Fが檀家さんの集会場

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