出井さんの仕事は製造と事務（経理）、そして雑用。
   朝は６時から１人で仕込に入る。ちなみに土曜日は３時だ。
   主婦の皆が出勤してこられる時間までは１人で仕込み。
   最近休むようになった火曜日もこの仕込だけはしておかなければならないそうだ。
   そして定休日の日曜日は事務の日。しかし、このように皆よりも働いている事で、
   最近はオーナーとして認められるようになってきたという。
  「自分は本当にパンを作る事が好きなんだと思います。焼きたてはおいしいし、
   愛情を持っているのでみーんなおいしくて、どれがオススメとは言えませんけど、
   消費者でもある主婦の私達が話し合い、それから作り手となっておいしいと確信できるもの
   を作ってます。」経済的に自立したいという目標を掲げて、初めて作って感動したパンづくり
   を迷わず選び、仕事にした土井さん。
  「今までやってきて本当に良かったと思っています」と自信に満ちあふれた一言が印象的だった。

私にもパンが出来るんだ！   修業がしたくて学校へ   従業員は友達の主婦